はじめに
花畑を歩き疲れて、少ししゃがんで一息ついたときだった。目の前の花が、小さく揺れている。よく見ると、蜂が一生懸命に潜り込んでいた。「あ、お客さんだ」と、思わず口元がゆるむ。少し先では、トンボが蕾の上でちょこんと休んでいる。広い景色ばかり見ていたけれど、近くにもこんな発見があった。今日はそんな、花畑の小さな住人たちの記録です。
MIZU今日も、写真と言葉で綴る小さな旅へ。
花畑で出会った、小さなお客さんたち
夢中な後ろ姿につい笑ってしまう

蜂の後ろ姿を見ていたら、思わず笑ってしまった。花の奥へ奥へと、お尻を突き出しながら潜り込んでいく姿が、なんとも一生懸命で可愛らしい。「そんなに急がなくても」と声をかけたくなるくらい、夢中になっていた。こちらがカメラを構えていることにも、まったく気づいていない様子だった。
トンボと、しばし見つめ合う

少し歩いた先では、トンボが蕾の上でじっとしていた。近づいてもなかなか逃げず、しばらく見つめ合うような時間が続く。「撮っていい?」と勝手に心の中で聞いてみて、シャッターを切った。透明な羽が光にきらめいて、思っていたよりずっときれいな写真になった。花畑を歩くだけのつもりが、思いがけない出会いに得した気分だった。
おしまいに
蜂やトンボを見送ったあと、ふと「この花、近くで見たらどんな顔をしてるんだろう」と気になった。虫たちがあんなに夢中になるくらいだから、きっと何か理由があるはずだと思って。次回は、そんな一輪のキバナコスモスをじっくり観察した記録をお届けします。小さな発見がまだまだ続きそうです。
花畑を渡る、あの日の風景 —約2分の映像で—
写真に収めた小さな出会いの、その周りに広がっていた景色を。花畑を渡る風や光の様子を、約2分の映像にまとめました。よろしければ、あわせてご覧ください。

- 名称:キバナコスモスまつり2026
- 住所:富山県南砺市才川七アローザ村 イオックスアローザゲレンデ内
- 電話番号:0763-55-1326(花・華まつり実行委員会(IOX-AROSA内))
- 期間:2026年9月12日(土)~10月12日(月・祝)
- 営業時間:9:00~16:30
- 駐車場:あり
- 関連サイト:公式サイト
MIZU掲載情報は記事作成時点の内容です。
営業時間や料金等は変更となる場合がありますので、ご訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認いただくことをおすすめします。



コメント
コメント一覧 (16件)
おはようございます。
引きの写真だけでなく、足元に目を向けた時のストーリーがとても魅力的です!
蕾にとまるトンボのお写真、背景のキバナコスモスの温かいボケ感と
透明感のある羽の質感が対比されていて本当に美しい一枚ですね。
お尻を潜り込ませる蜂のコミカルで愛らしい描写にも思わずクスッと
させられました。
視点を変えることで広がる身近な世界の発見、素晴らしいですね。
応援ポチ!
hassel24さん、おはようございます。
今回の撮影では、最初は一面に広がるキバナコスモスを撮るつもりだったのですが、花畑の中を歩いているうちに、少しずつ目線が下がっていきました(笑)。
しゃがんでみると、それまで見えていなかった小さな世界が広がっていて、トンボや蜂が忙しそうに動き回っていたんです。
広い花畑を見ていたはずなのに、最後は足元から目が離せなくなっていました。
トンボは蕾にちょうどよく止まってくれて、背景にはキバナコスモスがきれいに入ってくれました。
羽の透明感まで見ていただけて嬉しいです。
蜂は花の中にお尻まで潜り込ませていて、「そこまで入るか」と思わず笑ってしまいました(笑)。
大きな景色を撮るだけではなく、少し目線を変えることで、足元に小さな出来事が見えてくるんですよね。
今回の撮影では、そのことを改めて感じました。
「視点を変えることで広がる身近な世界」と言っていただき、私が楽しんだことをそのまま受け取っていただけたようで嬉しかったです。
応援ポチ、ありがとうございます!
おはようございます(^^♪
黄花コスモス。
十数年前、写友に連れて行って貰った、甲子園球場の北。
武庫川の「髭の渡し」と言う所で初めて見ました。
黄色は、映画「幸せの黄色いハンカチ」を思い起こし、
色々撮った事を思い出しました(笑)。
普通のコスモスも良いけど、初めてで楽しかったです。
「髭の渡し」で初めてキバナコスモスをご覧になったんですね。
甲子園球場の北側に、そのような場所があるとは知りませんでした。
初めて見る一面の黄色い花を前にして、「幸せの黄色いハンカチ」を思い出されたというのも面白いですね(笑)。
黄色という色には、見ているだけで少し元気をもらえるようなところがあります。
普通のコスモスとはまた違った鮮やかさがあって、写真を撮っていても楽しい花ですよね。
今回、私もこれほど広いキバナコスモスの中を歩いたのは初めてでしたが、撮り始めるとすっかり夢中になってしまいました。
十数年前の撮影の思い出を聞かせていただき、ありがとうございました。
おはようございます
蜂さんは夢中ですね、身体にいっぱい花粉を付けて蜜をすう姿はほんとに可愛らしいですね
トンボは撮るのが難しくてなかなか止まってくれませんがバッチリですね
べり~*さん、おはようございます。
蜂さん、本当に夢中でした(笑)。
花の中に顔をすっぽり入れて、身体いっぱいに花粉を付けながら蜜を集めている姿は、見ていて可愛らしかったです。
トンボは、見つけてもすぐに飛んで行ってしまうことが多いので、今回は蕾に止まってくれてラッキーでした。
背景にキバナコスモスが入って、柔らかな雰囲気で撮ることができました。
一面の花畑を撮りに行ったのに、最後はこうした小さな出会いの方が印象に残ることがありますね。
コメントありがとうございました。
蝶やトンボに出会うと
なんだか嬉しくなりますね。
それはきっと大人になっても
いや、老人になっても
心のどこかに子どものような気持ちが
残っているからでしょうね。
応援ぽち
よっちんさん、こんにちは。
そうですよね。
蝶やトンボを見つけると、なぜか嬉しくなります。
子どもの頃は、蝶やトンボを見つけると夢中になって追いかけていましたが、大人になってからは追いかけることはなくなっても、見つけた時のワクワクする気持ちは残っているんでしょうね。
一面に広がるキバナコスモスを撮るつもりだったんですが、途中から足元の小さな生き物に目が向いてしまいました(笑)。
こういう思いがけない出会いがあるので、写真を撮りながら歩くのは楽しいですね。
応援ぽち、ありがとうございます。
こんばんは。
花と生き物たちの風景が素敵なお写真ですね!天気の悪い日が続く関東地方ですが、明るい写真に元気をたっぷりといただきました。
MTさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
今回は一面のキバナコスモスに加えて、蜂やトンボもいてくれたので、花と生き物たちの明るい写真になりました。
撮っている私も、鮮やかなオレンジ色の花畑と、その中を動き回る蜂やトンボを見ているうちに、自然と元気をもらっていました。
花の色が明るいと、それだけで気持ちまで少し明るくなりますよね。
関東は天気の悪い日が続いているんですね。
こちらの写真で少しでも明るい気分になっていただけたなら嬉しいです。
私は大阪の郊外に住んでいますが
年々昆虫の数が減っているように思います。
特にトンボの数が減っているように感じます。
ヤゴが生育できるような場所が
減っているのかなぁ。
応援ぽち
よっちんさん、こんばんは。
そう言われてみると、私も子どもの頃に比べると、身近な場所でトンボを見かける機会がずいぶん減ったように感じます。
トンボは水辺で幼虫のヤゴが育つことを考えると、やっぱりそういう環境が少なくなっていることも関係しているのでしょうね。
昔は田んぼや小さな池、水路など、身近なところにいろいろな生き物が暮らせる場所があったように思います。
今回の花畑では、久しぶりにトンボをじっくり眺めることができました。
一面のキバナコスモスを撮りに行ったのに、気がつけばトンボや蜂の動きを追いかけていて、子どもの頃とあまり変わっていないのかもしれません(笑)。
こういう小さな生き物が普通に見られる景色は、これからも残っていてほしいですね。
応援ぽち、ありがとうございます。
こんばんは。
コスモス畑では色んな昆虫が忙しく飛び回っているでしょう。
最初の蜂はマルハナバチでしょうか、我が家の百日紅が最盛期の時期には数匹が飛来していました。
今は花が終わったので、何処かのコスモス畑に行ったのでしょう。
トンボも人なつっこい種類みたいですね。
背景のボケ具合も相まって、良いショットですね!
★KFさん、こんばんは。
ありがとうございます。
蜂はマルハナバチかもしれませんね。
花の中にお尻まで潜り込むようにして夢中で蜜を集めていたので、撮っているこちらも思わず笑ってしまいました。
★KFさんのお宅の百日紅にも数匹が飛んで来ていたんですね。
花が終わると、今度はコスモス畑へ……と、季節の花を追いかけるように移動しているのかもしれませんね。
トンボも、今回は蕾にじっと止まってくれて本当にラッキーでした。
普段はすぐに飛んで行ってしまうので、カメラを構えながら「もう少しだけそのままで」と心の中でお願いしていました(笑)。
背景のキバナコスモスがちょうどいい具合にボケてくれて、花とトンボの組み合わせがきれいに撮れました。
こういう小さな生き物との出会いも、花畑を歩く楽しみの一つですね。
こんばんは。
花に潜り込んで蜜を吸う蜂の写真も、蕾に止まりゆっくり佇むトンボの写真も、とても素敵だなと思いました。遠景から近景に視点を変えると、面白い発見があたのですね。
サイカズさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
今回の花畑は、最初は一面に広がるキバナコスモスを撮るつもりで歩いていたのですが、少し目線を下げてみると、今まで気づかなかった小さな世界が見えてきました。
蜂は花の中にお尻まで潜り込むようにしていて、「そんなに入るんだ」と思わず笑ってしまいました(笑)。
トンボは蕾の上でじっとしていて、こちらは「もう少しそのままでいてね」と心の中でお願いしながら撮りました。
遠くから見ると一面の花畑ですが、近づいて目線を変えると、そこには蜂やトンボの小さな世界があるんですよね。
今回の撮影で、視点を変えることで見えてくるものの面白さを改めて感じました。
こういう予想していなかった出会いがあるから、歩きながら写真を撮るのは楽しいですね。