巨大な岩山の麓へ|越中を飛び出した群馬遠征・中之嶽神社 第一章

目次

はじめに

普段このブログでは、越中の景色や季節の風景を中心に綴っています。

けれど時々、地図の外側へ少しだけ足を伸ばしてみたくなることがあります。

今回の行き先は群馬県下仁田町にある中之嶽神社。

山々に抱かれた神社と聞いていましたが、実際に訪れてみると、その景色は想像以上でした。

巨大な岩山、空へ伸びる木々、そして黄金に輝く大黒様。

いつもの景色とは違う空気の中で始まった、少し特別な県外遠征。

今回は第一章として、神域へ足を踏み入れた時間を綴っていきます。

動画で歩く中之嶽神社|巨大な岩山と神域の入口

第一章|山に迎えられる神社だった

小さな大黒様が迎える赤い入口

赤い鳥居の前で、小さな大黒様が旅人を迎えていた
赤い鳥居の前で、小さな大黒様が旅人を迎えていた

最初に目に飛び込んできたのは鮮やかな赤い鳥居。

そして、その足元で静かに佇んでいた小さな大黒様でした。

大きな神社では、つい大きな建物や景色に目が向きがちですが、こういう小さな存在ほど印象に残るものです。

どこか優しい表情。

「ようこそ」と言われた気がして、思わず足が止まりました。

旅先の第一印象というのは、不思議なくらい後まで残るものです。

空を見上げると、もっと大きな存在がいた

山を背負うように現れた、日本一の黄金の大黒様
山を背負うように現れた、日本一の黄金の大黒様

鳥居を抜けた先で思わず声が出ました。

「大きい…」

写真では見ていましたが、実際に目の前にすると迫力がまるで違います。

しかもその背後には切り立った岩山。

黄金の大黒様と岩壁が重なる景色は、どこか現実離れしていました。

巨大だから圧倒されるのではなく、不思議と安心感がある。

大きな笑顔には、そんな力がありました。

この先に続く旅への期待も、少しずつ大きくなっていきます。

鳥居の向こうにある静かな時間

石鳥居の先、本殿へ続く一本道
石鳥居の先、本殿へ続く一本道

神社の参道には不思議な力があります。

鳥居をくぐった瞬間、歩く速度が自然とゆっくりになる。

周囲には木々が揺れ、風が通り抜け、遠くから聞こえる音だけが静かに届いてくる。

急いで歩く場所ではない。

景色を感じながら進むための道なのだと思います。

神域という言葉が似合う場所でした。

山の中で出会った社殿

深い緑に包まれた中之嶽神社拝殿
深い緑に包まれた中之嶽神社拝殿

辿り着いた社殿は、山の空気にすっかり溶け込んでいました。

豪華というより、落ち着く場所。

周囲を囲む木々や光が、社殿そのものを一つの景色にしていました。

旅先で神社を巡る魅力は、建物だけを見ることではないのかもしれません。

そこへ至る空気や景色、その場所に流れる時間まで含めて、一つの風景なのだと思います。

そしてここから、さらに上へ続く道が待っています。

おしまいに

今回は越中を飛び出しての県外遠征。

いつもの富山の景色とは違う空気の中を歩きながらも、「良い景色を前にすると立ち止まる」ということは変わりませんでした。

そして中之嶽神社の旅は、まだ入口。

次回はいよいよ、日本一巨大な黄金の大黒様を真正面から見上げ、石段の先にある上の宮へ向かいます。

空へ続くような石段の先には、どんな景色が待っているのでしょうか。

第二章へ続きます。

基本情報とアクセス
  • 名称:中之嶽神社
  • 住所:群馬県甘楽郡下仁田町上小坂1248
  • 電話番号:0274-82-5671
  • 受付時間:9:00〜17:00 (時期により変動あり)
  • 駐車場:バス30台 / 普通車500台 (水洗トイレ障害者用有)
  • 関連サイト:公式サイト
MIZU

掲載情報は記事作成時点の内容です。
営業時間や料金等は変更となる場合がありますので、ご訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認いただくことをおすすめします。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • 群馬への大遠征をなされたのですね!歩きながら立ち止まって撮り、立ち止まって撮りにどうしてもなってしまいますよね。同行者がいればいつも嫌がれます・・・。こちらもそうですが、群馬から見える岩山は特徴的な形をしたものが多くそそられます。

    • MTさん、いつも有難うございます。
      本当におっしゃる通りで、気になる風景に出会うたびに足を止めてしまいますよね(笑)。私も「また止まるの?」と同行している妻に嫌がれてるだろうなと感じながらも、つい撮ってしまいます。
      群馬の岩山は独特の存在感がありますよね。あのゴツゴツした表情には、つい引き込まれてしまいました。
      また違う季節にも訪れてみたいと思っていますので、その時はまた記事にできたらと思います。これからもよろしくお願いします!

  • 下仁田というと
    下仁田ネギくらいしか
    頭に思い浮かぶものがありません^^

    群馬は3年前に尾瀬で登山を楽しみ
    どの後に草津温泉に行きました。
    尾瀬はもう一度行きたいですねぇ。

    応援ぽち

    • よっちんさん、いつも有難うございます。
      下仁田ネギ、やっぱり有名ですよね(笑)。実際に訪れてみると、それ以外にも魅力的な場所がたくさんあって新鮮な発見がありました。
      尾瀬と草津温泉、どちらも素晴らしいですね。尾瀬は私も一度はじっくり歩いてみたい場所の一つです。あの景色はきっと何度でも行きたくなりますよね。
      応援ぽちもありがとうございます!とても励みになります。

  • こんにちは

    いつも美しい富山の風景を楽しませていただいていますが、今回の群馬遠征レポート、
    新鮮でとてもワクワクしながら拝読しました。妙義山は、桜の時期と紅葉の時期に、
    毎年のように撮影に出向くマイホームグランドの一つです。お写真からも、新緑の鮮
    やかさと、それを圧倒するような荒々しい岩壁のパワーがしっかりと伝わってきます。
    黄金の大黒様が醸し出す「現実離れした安心感」という表現がとても素敵で、お写真の
    青空とも相まって、読んでいるこちらまで清々しい神域の空気を吸ったような気持ちに
    なりました。
    第二章の更新も楽しみです。応援ポチ!

    • hassel24さん、こんばんは。いつも有難うございます。
      今回の群馬遠征もご覧いただき、そして丁寧なコメントまで本当に嬉しいです。富山と違う土地の記事でも反応をいただけるのはありがたい限りです。
      妙義山を春、秋と撮影されているとのこと、やはりそうでしたか…と妙に納得しました。あの独特の岩肌や存在感は、何度も通いたくなる魅力がありますよね。今回の新緑も印象的でしたが、桜や紅葉の時期の表情もぜひ見てみたくなりました。
      写真や表現についても、ここまで丁寧に受け取っていただけるのは本当に励みになります。「現実離れした安心感」という感覚は、まさにあの場でふと湧いてきたものでしたので、共有できていたことが何より嬉しいです。
      こうしてhassel24さんに見ていただけていると思うと、もう少ししっかり撮らないと…という気持ちにもなりますね(笑)。
      第二章も、今回とはまた違った空気感をお伝えできればと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

  • こんにちは。
    妙義山神社には行ったことがありますが、ここには行ったことがないので、興味深く読ませていただきました。大きな大黒様、いいことがたくさんあってほしいですね。

    • サイカズさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
      妙義山神社には行かれたことがあるのですね。あの独特の空気感は印象に残りますよね。
      今回訪れた場所は、大黒様の存在感がとても強くて、不思議と気持ちが明るくなるような場所でした。あれだけ大きなお姿を前にすると、自然と「いいことがありますように」と願いたくなります(笑)。
      また機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。きっと妙義山とはまた違った魅力を感じられると思います。

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