旅・散策– category –
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白い空の下で巡る春|松川べり、桜と舟と電車がすれ違う季節
白く閉ざされた空の下、それでも春は静かに巡っていく。松川を進む遊覧船、桜の間を走り抜ける路面電車、そして満開のソメイヨシノ。富山の街に流れるやわらかな時間と、すれ違う春の気配を写し取った一篇。 -
ほどける気配の、その先に|富山城と花が交わした、名もなき季節
色になる前の気配、言葉になる前のやわらかな時間。白い空の下、富山城と花々が静かに交わす“名もなき季節”の断片を、そっとすくい上げる。紅梅、河津桜、寒緋桜が語る、春の手前の物語。 -
水に編まれた日常 ー 新湊内川 |“日本のベニス”の本当の意味
「日本のベニス」と呼ばれる内川。その本質は、景観の美しさではなく、水とともに続いてきた暮らしの重なりにあります。2026年3月17日、春の光の中で、水路・船・橋が織りなす日常を静かに見つめました。 -
青の回廊を渡る|新湊大橋と港をめぐる小さい旅
富山湾にかかる雄大な新湊大橋を舞台に、空と海の“青”に包まれるひととき。あいの風プロムナードから見渡す港の景色、橋を離れて乗り込む県営渡船の短い船旅、そして越ノ潟駅から走り出す路面電車まで。歩き、渡り、運ばれる。わずかな時間の中で移り変わる景色を、静かに切り取った春の記録です。 -
水辺の光、梅の気配|早春の岩瀬から馬場記念公園へ
3月の始まり、富山市岩瀬カナル会館周辺を散策。穏やかな運河の風景を楽しんだあと、車で5分ほど移動し馬場記念公園へ。紅白の梅がほころぶ早春の情景を、写真とともに綴ります。 -
白い空、冷たい風、それでも咲く梅|富山の二月
冬の名残が残る二月の富山。富山県中央植物園を訪れ、咲き始めた白梅をゆっくりと眺めながら園内を散策しました。静かな並木道や温室の景色とともに、早春の植物園の魅力を写真とともに紹介します。 -
白に包まれた世界遺産|快晴の五箇山 相倉集落
富山県南砺市、世界遺産・五箇山相倉合掌造り集落。豪雪地帯ならではの知恵と暮らしが、今も息づく山里を訪れました。この日は珍しい快晴。白く輝く雪と合掌造りの家並みが、静かで力強い美しさを見せてくれます。変わらない景色を未来へ残したい。そんな想いを込めて、冬の五箇山を写真と映像にまとめました。 -
白に沈む寺、心が立ち上がる朝|眼目山立山寺
大雪の翌朝、世界は白に沈み、音を忘れていた。富山県上市町、眼目山立山寺。石柱も石仏も山門も、雪をまとい、長い時間の一部になる。ここでは歴史は語られず、ただ静けさだけが残る。立ち止まり、呼吸を整え、心が静かに立ち上がる ― 冬の立山寺で出会うのは、景色ではなく、ひとときの祈り。 -
静寂だけが迎えてくれた朝|富山市の山王さん(日枝神社)
冬の気配が色濃く残る朝、富山市の日枝神社へ足を運びました。初詣の賑わいが遠のいた境内には、澄んだ空気と深い静寂が満ち、山王さんと親しまれる社は、ただそこに在るだけで心を整えてくれます。人影の少ない境内で、木々の息づかいと社殿の佇まいに耳を澄ませる時間。季節の狭間に訪れた、穏やかで静かな信仰の風景を綴ります。
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