はじめに
参道を上りきって最初に出会うのが手水舎。正直なところ、作法は毎回ちょっとあやふやで、「これで合ってたかな」なんて思いながら柄杓を持つ。でも、水がひんやりと手にかかった瞬間、そんな迷いはどうでもよくなった。ただ、水が気持ちいい。それだけで十分だった。ふと顔を上げると、屋根の下からこちらをじっと見ている木彫りの獅子と目が合って、思わず「あ、見られてた」と一人で笑ってしまった。
MIZU今日も、写真と言葉で綴る小さな旅へ。
水音がひとつ、心を整えていく
柄杓が教えてくれること

手水の作法、実はうろ覚えのまま毎回なんとなくやっている人も多いんじゃないだろうか。かくいう自分もその一人。でも、水を汲んで手にかけるあの瞬間だけは、なぜか毎回ちゃんと丁寧にやりたくなる。理屈じゃなく、体がそうしたがるような感覚だった。
見上げた先にいたもの

手を清め終えてふと屋根を見上げると、迫力のある獅子の彫刻が目に飛び込んできた。

「こんなところに、こんな表情豊かな彫り物があったのか」と、ちょっとした発見気分。写真を撮りながら、しばらくその細かい造形に見入ってしまった。
おしまいに
手も清まったし、獅子にも見守られたし、次はいよいよ拝殿へ。大きな屋根の下に立ったときの、あの「おお」という気持ち、次回はそんな瞬間を書いてみようと思う。
動画でもチェックしてみてください
水の音や彫刻の質感は、写真より動画の方が伝わりやすいかもしれません。実際の参拝の流れとあわせて、ぜひ覗いてみてください。

- 名称:白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
- 住所:石川県白山市三宮町ニ105-1
- 電話番号:076-272-0680
- 定休日:宝物館/12月~3月
- 営業時間:宝物館/9:00~16:00(11月 9:30~15:30)
- 駐車場:あり
- 関連サイト:公式サイト
MIZU掲載情報は記事作成時点の内容です。
営業時間や料金等は変更となる場合がありますので、ご訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認いただくことをおすすめします。



コメント
コメント一覧 (16件)
最近は神社などに行くと
外国人の方がすごく丁寧に
参拝の作法を守っているのを
よく見かけるんですよ。
youtubeなどで勉強しているのかなぁ。
ダメなのは日本人の若者ですな。
応援ぽち
よっちんさん、いつもありがとうございます。
私も神社を訪れると、外国の方が参拝の作法を事前に調べて来られているのか、とても丁寧にお参りされている姿を見かけることがあります。
「日本人よりも日本のことをよく知っているのでは?」と思うような場面もありますね(笑)。
神社は単に観光で訪れる場所ではなく、長い年月にわたって人々が大切にしてきた場所ですから、そうした気持ちを持って接していただけるのは、地元の人間としても嬉しく感じます。
一方で、私自身も写真を撮ることに夢中になりすぎて、参拝やその場の空気を置き去りにしないよう気をつけたいと思っています。
いつも考えさせられるコメントをありがとうございます。
こんばんは
素敵なお写真と記事ですね!
手水の作法、実は私もいつも「これで良かったかな…」と思いながら
やっているので、すごく共感してしまいました(笑)。
でもあのひんやりとした水で気持ちがシャキッとする感覚、確かに
清められた感じがして本当に心地よいですよね。
お写真の龍神様もすごく迫力があって格好いいです!あんな風に見守られていると、
自然と手が丁寧に動くのも納得です。
次回の拝殿のお話も楽しみにしています!
hassel24さん、こんばんは。
嬉しいコメントをありがとうございます。
手水の作法、私も「これで合っているかな?」と思うことがあります(笑)。
作法を覚えていても、いざ目の前にすると一つ一つの動作を確認したくなりますよね。
でも、あの冷たい水に手を浸すと、ほんの一瞬で気持ちが切り替わるというか、身も心もシャキッとする感じがあります。単なる作法というだけではなく、参拝する前に気持ちを整える大切な時間なのかもしれませんね。
そして龍神様、本当に迫力がありました。
あの姿で手水舎を見守っていると思うと、自然と「丁寧にやらなくては」という気持ちになりますよね。私も撮影しながら、思わず龍神様の表情をじっくり眺めてしまいました。
次回はいよいよ拝殿です。
こちらも写真を通して、その場の空気まで感じていただけたら嬉しいです。
いつも温かく読んでいただき、本当にありがとうございます。
私も神社や寺で撮影するときは
その場の空気感を壊さないように気を使います。
でも、少し前に大阪のとある神社に行った時に
写真を撮っていると
「写真撮影は禁止と書いてあるでしょ。
撮った写真はすぐに削除してください」と大声で言われました。
これにはちょっと腹立たしい思いがしましたわ。
応援ぽち
よっちんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
よっちんさんも、神社やお寺で撮影されるときは、やはりその場の空気感を大切にされているんですね。私もそこはできるだけ気をつけています。
それだけに、大阪の神社での出来事は、ちょっと残念でしたね。
「撮影禁止」と書かれているのであれば、それに従うのは当然ですが、いきなり大声で言われて、さらに「すぐに削除してください」とまで言われたら、腹立たしい気持ちになるのも分かります。
応援ポチ、いつもありがとうございます。
こんばんは。
イケメンの龍がいる手水舎を導入に使っていて、いい導入部となっているなと思いました。作法については、私は全く知りません。海外からの皆さんがいる時は、手を出すのを止めなければなさそうです?!
MTさん、こんばんは。
嬉しいコメントをありがとうございます。
今回は、あのイケメンの龍に登場してもらいました(笑)。
手水舎にあれだけ存在感のある龍がいると、最初の一枚としてもなかなか絵になりますよね。記事の導入としても良いかなと思って使ってみました。
作法は、私も完璧に覚えているわけではなく、「次はどっちの手だったかな?」と確認しながらやることがあります(笑)。
海外の方がいるときは、確かに少し気を遣いますね。
ただ、皆さんが手水の作法を調べながら丁寧にやっている姿を見ると、こちらも見習わなくてはと思うことがあります。
手水の作法って何時もこれで良かったかなって思ってしまう(;^_^A
ちゃんと身につけたい作法ですね
応援ポチ
NOBさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
手水の作法、やっぱり「これで良かったかな?」ってなりますよね(笑)。
私も神社へ行くたびに、順番を思い出しながらやっています。
せっかく参拝するのなら、作法も自然に身につけて、落ち着いた気持ちでお参りできるようになりたいものですね。
私も改めて覚え直してみようと思います^^
応援ポチ、いつもありがとうございます。
おはようございます
最近の手水舎は色々な飾りつけをされて
写真映えを狙っている神社が多いですけど
こちらはきちんと清らかな水だけで心が洗われる気がしますね
べり~*さん、おはようございます。コメントありがとうございます。
そして、久しぶりにコメントをいただけて、めちゃくちゃ嬉しかったです!^^
またこうしてお話しできて、本当に嬉しいです。
最近は季節の花や風鈴など、いろいろな飾りで彩られた手水舎を見かけることが増えましたよね。写真としてはとても華やかで、ついカメラを向けたくなるのですが、こちらの手水舎は本当にシンプルでした。
だからこそ、龍や獅子の彫刻と、静かに流れる清らかな水がより印象に残ったのかもしれません。
「清らかな水だけで心が洗われる」という言葉、まさにこの手水舎の雰囲気を表していると思います。
写真映えするものを足すのではなく、何も足さないことで伝わってくるものもあるんですよね。
私自身も、そういう「その場所がもともと持っている美しさ」を大切にして撮っていきたいと思っています。
久しぶりにコメントをいただけて、本当に嬉しかったです。
私もべり~*さんの記事をいつも応援しています!
これからもどうぞよろしくお願いします^^
こんにちは。
手水舎の斜め上にある彫刻の獅子に、よく気づかれましたね。この獅子、迫力もあるけれど、若干愛嬌もありそうで、とても素敵だなと思いました。
サイカズさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
手水舎の斜め上にある獅子ですが、実は私も撮影しているときに、「おっ、こんなところに獅子がいる」と気になったんです。
かなり迫力のある彫刻なのですが、よく見るとどこか表情に愛嬌がありますよね。
神社の彫刻って、じっくり眺めてみると、意外なところに面白い表情や細かな細工があって楽しいものです。
写真の中の小さな存在にも目を留めていただけて嬉しいです。
ありがとうございます^^
今晩は。
いつもありがとうございます。
白山さんは、金沢在住時に初詣をはじめとして、近くへ行った時は必ずお参りしていました。
石川県には、金沢市内の尾山神社や羽咋市の気多大社(能登国一宮)など、由緒あるお社が多かったです。
その時覚えた「手水は五分割」は、今でもしっかりと励行しています。
奎さん、こんばんは。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
金沢にお住まいだった頃は、白山さんを初詣だけでなく、近くへ行かれた際にも必ずお参りされていたんですね。
それだけ身近な存在だったと伺うと、奎さんにとって白山比咩神社は、単に由緒ある神社というだけではなく、長く心に残っている場所なのだろうなと感じました。
尾山神社や気多大社など、石川県には本当に歴史の深いお社が多いですよね。そうした場所を実際に訪ねてこられた奎さんのお話は、とても興味深く読ませていただいています。
そして「手水は五分割」!
今でもしっかり励行されているとは、さすがです^^
一度身についた作法が、長い年月を経ても自然に続いているというのは素敵なことですね。
私もその場で迷わないよう、改めてきちんと覚えておきたいと思います。
奎さんの金沢時代のお話を伺えて、今回の記事を書いた甲斐がありました。
いつもありがとうございます。