しらやまさんに、ただいまを言いに|白山比咩神社(石川県白山市)

目次

はじめに

木々の間から、大きな屋根がちらっと見えてきたとき、「あ、着いた」と思わず声が出そうになった。近づいてみると、思っていたよりずっと立派な社殿で、参拝に来ている人たちがぽつぽつと手を合わせている。自分も列に並びながら、なんとなく背筋が伸びる感じがした。ふと足元を見ると、狛犬がじっとこちらを見ていて、思わず「よく来たね」と言われている気がした。そして神門を抜けた先で、ちょっと意外な場所に出会うことになる。

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今日も、写真と言葉で綴る小さな旅へ。

たどり着いた場所で、そっと手を合わせる

大きな屋根の下で

みんなの「行ってきます」が集まる場所
みんなの「行ってきます」が集まる場所

拝殿、近くで見ると本当に迫力がある。屋根の反り具合や金色の装飾、太い注連縄も、写真で見るのとはやっぱり違う。参拝客の後ろ姿を眺めながら、「みんな今日はどんなお願いをしに来たんだろう」なんて、勝手に想像を膨らませてしまった。

「よく来たね」と言われた気がした
「よく来たね」と言われた気がした

狛犬の表情もよく見ると意外とユーモラスで、なんとなく親近感がわいてくる。

山を仰ぐ、という祈り

風にゆれるおみくじ、ちょっと涼しげ
風にゆれるおみくじ、ちょっと涼しげ

境内の一角に結ばれたおみくじの束は、遠目に見ると白い木のようで、思わず「わあ」と声が出た。

ここから、白山を見ているらしい
ここから、白山を見ているらしい

神門をくぐって右側に進むと、「遥拝所」という場所があって、案内を読んでちょっと驚いた。大汝峰、御前峰、別山という白山の三つの峰をかたどった大岩が祀られていて、ここから実際の山頂を拝むことができるらしい。「そうか、この神社はずっとあの山を見ていたんだ」と思うと、ここまで歩いてきた道のり全部が、急にひとつにつながった気がした。

おしまいに

参道、手水舎、拝殿、そして白山を仰いだ遥拝所と、しらやまさんをぐるっと歩いてきた3回のシリーズもここで一区切り。でも、この神社にはまだ宝物館やおついたちまいりなど、気になるスポットが残っている。また機会があれば、違う季節のしらやまさんをレポートしたいと思う。ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

一連の様子、動画にもまとめてみました

参道から遥拝所までの道のりを、動画でもひと続きにまとめてみました。実際に歩いている感覚に近い形で見られると思うので、よければあわせてチェックしてみてください。

基本情報とアクセス
  • 名称:白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
  • 住所:石川県白山市三宮町ニ105-1
  • 電話番号:076-272-0680
  • 定休日:宝物館/12月~3月
  • 営業時間:宝物館/9:00~16:00(11月 9:30~15:30)
  • 駐車場:あり
  • 関連サイト:公式サイト
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掲載情報は記事作成時点の内容です。
営業時間や料金等は変更となる場合がありますので、ご訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認いただくことをおすすめします。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • 神社の境内を歩くと
    言葉では言い表せない空気感がありますよね。

    凛とした空気の中を歩いていると
    背筋がシャキッと伸びる気がします。
    今度白山を登る時には
    下山後にここに立ち寄りたいですわ。

    応援ぽち

    • よっちんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
      神社の境内って、本当に言葉では説明しにくい独特の空気がありますよね。
      静かだからというだけではなく、木々の匂いや風、足元の石畳、長い年月を重ねてきた建物など、いろいろなものが重なって、あの凛とした雰囲気が生まれているような気がします。
      「背筋がシャキッと伸びる」という表現、まさにそんな感じですね。写真を撮っている私自身も、シャッターを切る前に一度立ち止まって、その空気を感じるようにしています。
      白山登山の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
      登山を終えたあとに境内を歩けば、また違った感覚でこの場所を感じられるかもしれませんね。
      白山の山の空気と、こちらの境内の空気。
      どちらにも共通する「信仰の山ならではの何か」を感じていただけたら嬉しいです。
      応援ぽち、いつもありがとうございます。

  • >境内の一角に結ばれたおみくじの束は、遠目に見ると白い木のようで
    こんな感じのは初めて見ました。 いいですね!

    応援ポチ

    • NOBさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
      あのおみくじの結ばれ方、面白いですよね。
      私も少し離れたところから見たときに、白いおみくじがまとまっている様子がまるで一本の木のように見えて、「これは面白いな」と思って撮りました。
      おみくじって一枚一枚は小さな紙なのに、たくさん集まると、こんな独特の景色になるんですよね。
      神社では、こういう何気ないものが思いがけず写真の被写体になることがあって、それを見つけるのも楽しいところです^^
      「こんな感じのは初めて」と言っていただけて嬉しいです。
      応援ポチ、いつもありがとうございます!

  • こんばんは

    拝殿の迫力やおみくじの描写も素敵でしたが、特に遥拝所のお話に興味を持ちました。
    「神社はずっとあの山を見ていたんだ」という言葉にすごく納得させられ、思わず
    背筋が伸びる思いです。
    狛犬のユーモラスな表情や境内の空気感が写真と丁寧な文章から伝わってきて、
    私も一緒にお参りしたような心地いい気分になりました。
    次回の宝物館やおついたちまいりのレポートも楽しみにしています。
    素敵な記事をありがとうございました!
    応援ポチ!

    • hassel24さん、こんばんは。いつもありがとうございます。
      今回は遥拝所に目を留めていただき「神社はずっとあの山を見ていたんだ」という一文に共感していただけて嬉しかったです。
      目の前にある建物や境内だけではなく、その先にある山まで含めて、この場所の歴史や信仰が続いているんだと思うと、自然と背筋が伸びるような感覚がありました。
      狛犬の表情にも気づいていただきありがとうございます^^
      厳かな境内の中に、ちょっとユーモラスな表情があるのも面白いですよね。こういう小さな発見を見つけるのも、神社を歩く楽しみの一つだと思っています。
      「一緒にお参りしたような心地いい気分」と言っていただけたことは、写真と文章でその場の空気をお伝えしたいと思っている私にとって、本当に嬉しい言葉です。
      いつも温かく応援してくださり、本当にありがとうございます^^

  • こんにちは。
    遥拝所という存在が、とても気になりました。この神社の本尊は白山なのですね。

    • サイカズさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      遥拝所、気になりますよね。
      ここから白山を遥かに拝むことができる場所で、今回訪れてみて、神社と白山とのつながりを改めて強く感じました。
      ちなみに、白山比咩神社の御祭神は「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」で、白山の神として古くから信仰されてきた神様です。
      ですので、単純に「本尊が白山」ということではないのですが、この神社にとって白山が非常に大切な存在であることは間違いありません。
      境内から山を直接眺めるだけではなく、「遥拝する」という形で山とつながっているところに、白山信仰の深さを感じました。
      私も今回、実際に遥拝所に立ってみて、少し見方が変わった気がします^^

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