はじめに
越中を飛び出して始まった今回の県外遠征。
巨大な岩山に迎えられ、黄金の大黒様を見上げ、石段の先の上の宮まで歩いた旅も、いよいよ最後です。
旅の終わりというのは少し不思議で、印象に残るのは必ずしも大きな景色ばかりではありません。
むしろ、ふと立ち止まった時に見つけた小さな風景の方が、後になって記憶に残っていたりします。
今回出会ったのは、「特大神玉」と「龍の手水舎」。
静かな時間の中にあった、旅の余韻を綴ります。
映像でも振り返る中之嶽神社|歩いた景色をもう一度
今回がシリーズ最終章。この記事から読んでくださった方へ、まずは動画で中之嶽神社の空気を感じてもらえたら嬉しいです。
最終章|静かな景色ほど、あとから思い出す
木漏れ日の奥に置かれた特大神玉

最初は気付かないほど、静かにそこにありました。
賑やかに迎えてくれた黄金の大黒様とも違う。
空へ続く石段とも違う。
木々の隙間から差し込む光の中で、特大神玉はただ静かに佇んでいました。
でも不思議です。
静かなものほど、なぜか気になってしまう。
旅先でも、派手な景色より「なぜか忘れられない場所」があります。
きっと旅の記憶とは、そういうものなのかもしれません。
龍が守る、水の音

最後にもう一度、立ち寄った手水舎。
龍の口元から静かに流れる水が、ゆっくりと時間を刻んでいました。
神社の手水舎には、それぞれ違う表情があります。
豪華なものもあれば、可愛らしいものもある。
けれど龍の手水舎には、少しだけ空気を引き締めるような雰囲気がありました。
それでも流れる水音を聞いていると、不思議と気持ちは落ち着いていく。
旅の終わりに似た静けさでした。
おしまいに
今回は越中を飛び出した、少し特別な県外遠征でした。
富山とは違う山、違う空気、そして違う時間の流れ。
中之嶽神社で見上げた岩山や静かな神域の景色は、きっと今回の旅を思い出す一場面になる気がします。
そして群馬の旅は、まだ道の途中。
山の麓で出会う景色や、ふと立ち寄った場所にも、思いがけない時間が待っていました。
地図を少しだけはみ出した旅は、もう少し続きます。
MIZUもし今回の記事からご覧いただいた方は、第一章・第二章も合わせて読んでいただけると、中之嶽神社を歩いた時間がひとつの旅として繋がると思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

- 名称:中之嶽神社
- 住所:群馬県甘楽郡下仁田町上小坂1248
- 電話番号:0274-82-5671
- 受付時間:9:00〜17:00 (時期により変動あり)
- 駐車場:バス30台 / 普通車500台 (水洗トイレ障害者用有)
- 関連サイト:公式サイト
MIZU掲載情報は記事作成時点の内容です。
営業時間や料金等は変更となる場合がありますので、ご訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認いただくことをおすすめします。


コメント
コメント一覧 (14件)
旅先でも、派手な景色より「なぜか忘れられない場所」があります…
全く同感です。有名な観光地よりも、なんてことはない農村の風景や
町の路地裏の風景に心惹かれることが多いです。
ただ、そういう場所でカメラを構えていると
変に思われることがあるので
私はいつもニコニコしながら
「悪人ではありませんよ」とアピールするようにしています。
応援ぽち
よっちんさん、コメントありがとうございます!
有名観光地ではないのに、なぜか心に残る風景ってありますよね。農村の空気感や路地裏の静けさに惹かれるというお話、とても共感しました。
そして「悪人ではありませんよ」とニコニコしながら撮るというのに思わず笑ってしまいました(笑)。でも実際、あの柔らかい雰囲気は大事ですよね。こちらも景色への敬意を持って撮らせてもらっている、という気持ちが伝わる気がします。
こういう何気ない風景の魅力を分かち合えるのは本当に嬉しいです。いつもありがとうございます!
こんにちは
「印象に残るのは必ずしも大きな景色ばかりではない」
という言葉、本当にその通りですね。最初の圧倒される
ような巨岩や黄金の大黒様のインパクトから、旅の終わりに
手水舎の龍や特大神玉といった「小さな静けさ」に心が着地
していくプロローグの美しさに、一緒に旅を終えたような
心地よい余韻を感じました。
応援ポチ!
hassel24さん、こんにちは。いつもありがとうございます!
今回も細やかに読み取っていただき、本当に嬉しいです。「小さな静けさに心が着地していく」という表現がとても印象的で、自分では言葉にしきれなかった旅の余韻を、逆にhassel24さんに整理していただいたような気持ちになりました。
巨大な岩壁や黄金の大黒様には確かに強い力がありますが、不思議と最後に心に残るのは、手水舎の龍や静かな空気だったりするんですよね。旅の終わりに少し呼吸が整っていくような感覚がありました。
「一緒に旅を終えたような余韻」というお言葉も、とてもありがたかったです。写真や文章を通して、その場の空気まで少しでも共有できていたのなら嬉しい限りです。
いつも丁寧に見ていただき、本当に励みになっています。応援もありがとうございました!
私は全く信心深い人間では無いのですが
神社や寺、特に神社の境内に足を踏み入れると
なんとも言えない荘厳な雰囲気、凛とした空気感を感じます。
あの感覚は不思議でなりません。
ここは特にそういう雰囲気が強そうです^^
応援ぽち
コメントありがとうございます!
とてもよく分かります。私も特別に信心深いというわけではないのですが、神社の境内に入ると空気が変わるような感覚があります。
特に木々に囲まれた場所や、長い年月を重ねてきた社殿の前に立つと、不思議と気持ちが静かになりますよね。あの「凛とした空気感」は、言葉ではなかなか説明できない魅力だと思います。
今回の場所は、巨大な岩や自然そのものへの畏敬の念が強く感じられて、特に独特の雰囲気がありました。石段を上がるにつれて、少しずつ日常から離れていくような感覚も印象的でした。
応援ぽちもいつもありがとうございます!とても励みになっています。
こんばんは。龍の手水舎のお写真ですが、とても雰囲気があっていいなと思います。
いつもと異なるフィールドに行けば見るもの全てが新鮮に感じますよね。最近は群馬は仕事ばかりで、なかなか撮影に行けません。MIZUさんのお写真に刺激を受けたいなと思いながら、この先も楽しませていただきたいなと考えています。
こんばんは。コメントありがとうございます!
龍の手水舎の写真をそのように感じていただけて嬉しいです。あの場所は光の入り方や静けさも印象的で、思わず足を止めてしまいました。
やはり普段と違う土地へ行くと、見るもの全てが新鮮に映りますね。群馬の岩山の風景や神社の空気感は、富山とはまた違った魅力があって、とても刺激を受けました。
MTさんは最近お仕事で群馬へ行かれることが多いとのことですが、撮影モードで歩ける時間ができたら、きっとまた違う景色が見えてきそうですね。
そして「刺激を受けたい」と言っていただけるのは恐縮でもあり、とても励みになります。こちらこそ、同じSONYユーザーとしてMTさんのお写真や視点から学ばせていただくことが多いので、いつも楽しみに拝見しています。
これからもお互い、良い光景との出会いを楽しみながら撮っていきたいですね。今後ともよろしくお願いします!
旅先で「印象に残るのは必ずしも大きな景色ばかりではありません。」って、ホントにそうですね。
有名所を見たりするけど、何気なくふと目に入った物も旅の記憶に残りますもんね
なかなか旅に出掛けられませんがMIZUさんの写真で旅した気分になりますよ
応援ポチ
コメントありがとうございます!
「何気なくふと目に入った物が旅の記憶に残る」本当にその通りですね。後になって思い返すのは、有名な絶景よりも、道端の風景や空気感だったりすることが多い気がします。
そして「旅した気分になります」と言っていただけるのは、とても嬉しいです。そう感じてもらえるような写真や文章を目指しているので、大きな励みになります。
今回の場所は、NOBさんのようなバイク乗りの方なら、きっと走っていて気持ちの良いエリアだろうな…と思いながら車で走っていました。山の存在感とワインディングの雰囲気が独特で、頭文字Dの世界観を少し思い出しました(笑)。
また気軽に旅気分を味わっていただけるような記事を書いていきますので、これからもよろしくお願いします。応援もありがとうございました!
週明けの月、火曜日に
信州に行く予定にしています。
時間があれば諏訪大社に
足を運びたいですねぇ。
やっぱり神社の空気感を
感じたいですわ。
応援ぽち
コメントありがとうございます!
おお、信州へ行かれるのですね。新緑も美しい時期ですし、気持ちの良い旅になりそうですね。
諏訪大社は、まさに「空気が違う」と感じる場所でしょうし、境内に入った瞬間に背筋がすっと伸びるような感覚があると思います。
きっと、よっちんさんらしい視点で、心に残る風景と出会えると思います。
応援ぽちもいつもありがとうございます!
こんばんは。
この神社のことは全く知りませんでしたが、MIZUさんのブログを通して、少しわかってきました。竜の手水舎、なかなか素敵だなと思いました。
こんばんは。コメントありがとうございます!
私も今回訪れるまでは詳しく知らなかったのですが、実際に足を運んでみると、とても印象に残る場所でした。
特に龍の手水舎は、静かな空気の中に力強さも感じられて、思わず見入ってしまいました。水の音も心地よくて、神社の空気感をより深く感じさせてくれる存在でしたね。