はじめに
社殿のそばに、風鈴だけのトンネルがありました。
見上げれば、ガラスの玉と色とりどりの短冊が、どこまでも続いています。
ここまで一つ、また一つと出会ってきた風鈴たちが、最後にこれほどの数となって迎えてくれる。
このシリーズの旅の終わりに、この景色を選びました。
MIZU今日も、写真と言葉で綴る小さな旅へ。
音まで届けたくて。境内の風鈴を動画でも
頭上を埋め尽くす風鈴のトンネル、その圧巻の音色をぜひ動画でも。シリーズの連載の締めくくりとして、実際にこの空間を歩いているような感覚をお届けできればと思います。音量をオンにしてご覧ください。
これはもう、圧巻としか

風鈴のトンネルに足を踏み入れた瞬間、思わず「わあ」と声が出た。
見上げても見上げても、まだ続いている。
写真好きなら、きっと時間を忘れてシャッターを切ってしまう場所だと思う。
旅の終わりに、また始まりを

一つの風鈴から始まったこの連載も、これで最終回。
振り返ってみると、寄り添う二つの風鈴、距離のある二つの風鈴、連なる風鈴、そしてこのトンネル。
同じ神社なのに、こんなに表情豊かな風鈴に出会えるとは思っていなかった。
もし夏に富山へ立ち寄る機会があれば、ぜひ櫛田神社の風鈴を、実際に見て、聞いてみてほしい。
写真では伝えきれない涼やかさが、きっとそこにある。
おしまいに
4シリーズにわたってお届けしてきた櫛田神社の風鈴の物語は、これにて完結です。
同じ場所でも、視点や歩みを進めるごとにまったく違う表情を見せてくれる。そんな発見を、この連載を通して少しでも感じていただけていたら嬉しく思います。
次はぜひ、実際に櫛田神社を訪れて、写真では伝えきれない風の音や光の揺らぎを体感してみてください。
またどこかの季節で、次の物語をお届けできればと思います。

- 名称:延喜式内櫛田神社
- 住所:富山県射水市串田6841
- 電話番号:0766-54-1733(櫛田神社社務所)
- 駐車場:あり
- アクセス:北陸新幹線「新高岡駅」から車で約10分、あいの風とやま鉄道 「高岡駅」または「小杉駅」から車で約20分、あいの風とやま鉄道 「越中大門駅」から車で約15分、北陸自動車道小杉IC→約10分
- 関連サイト:公式サイト
MIZU掲載情報は記事作成時点の内容です。
営業時間や料金等は変更となる場合がありますので、ご訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認いただくことをおすすめします。


コメント
コメント一覧 (10件)
ただ写真を撮りに行くだけではなく
さまざまな視点からその場所を訪れる
MIZUさんの感性に感心しています。
私もそうありたいし
MIZUさんのような感性を
少しは真似たいと思っています。
応援ぽち
よっちんさん、いつもありがとうございます。
そんなふうに言っていただくと、少し照れくさいですね(笑)。
私自身、写真を撮るときは「きれいなものを撮る」というだけではなく、その場所で何を感じたのか、歩いているときに何に心を惹かれたのかを、できるだけ写真に残したいと思っています。
風鈴一つを撮っていても、音や風、周囲の木々、参道の静けさなどに目を向けると、同じ場所でも違った景色が見えてくるんですよね。
ただ、私もまだまだ猛勉強中です。よっちんさんのブログを拝見していると、町並みや風景、食べ物などを、ご自身の視点で切り取られていて、「こういう見方もあるのか」と私のほうが教えていただくことが多いです。
お互いに写真を楽しみながら、少しずつ自分らしい視点を深めていけたらいいですね。
いつも温かい言葉をいただき、本当にありがとうございます。
おはようございます。
富山の豪雨災害、お見舞い申し上げます。
全4回の風鈴シリーズ完結、お疲れ様でした!
奥行きのあるトンネルに咲き誇るような無数の風鈴と
色とりどりの短冊が本当に幻想的で、写真を見ている
だけで清々しい風の音や鈴の音が聞こえてくるようです。
一つの風鈴から始まって、寄り添う姿や連なる景色を経て
この圧巻のトンネルへ辿り着くというストーリー展開も
素晴らしく、まさに「小さな旅」を一緒に歩ませて頂いた
ような満足感を感じます。
素敵な連載をありがとうございました!
hassel24さん、おはようございます。
豪雨災害へのお気遣いまでいただき、本当にありがとうございます。
おかげさまで我が家は無事でしたが、富山市内でも場所によって被害が出ており、氷見市などでは大きな被害となりました。まだ心配な状況が続いていますので、皆さんからいただくお気遣いが本当にありがたく感じます。
そして、風鈴シリーズ全4回を最後まで丁寧に楽しんでくださり、ありがとうございました。
一つの風鈴から始まり、二つの風鈴、連なる風鈴、そして最後の風鈴トンネルへ。自分でも撮影しながら少しずつ景色が広がっていく感覚がありました。
それを「小さな旅」として一緒に歩いてくださったように感じていただけたこと、とても嬉しいです。
写真だけでは伝えきれない風や音まで想像しながら見ていただけるのは、写真を撮る者として何より嬉しいことです。
いつも一枚一枚に込めたものを大切に受け取ってくださり、本当にありがとうございます。
こんばんは!
圧巻の風鈴の風景ですね!
蒸し暑い日本の夏の日には、風鈴の音色が涼を運んでくれ、昔の人は音でも涼しさを求めていたのだなと感心します。うちもガラス風鈴を軒先に置いていたことがあったのですが、台風の時に片付けるのを忘れてしまい、すごい風で割れてしまいました。
MTさん、こんばんは。
これだけの風鈴が並ぶと、さすがに圧巻ですよね。一つ一つは小さな風鈴なのに、数が集まることで景色そのものになっているのが面白いところでした。
蒸し暑い夏に、目で見るだけでなく「音」で涼を感じるという昔の人の感覚は、本当に素敵だと思います。エアコンもない時代だからこそ、風や音、光など、身近なものから涼を感じ取っていたのでしょうね。
それにしても、ガラス風鈴が台風で割れてしまったとは残念でしたね。あの風ですから、軒先の風鈴にとってはかなり過酷だったのでしょう(笑)。
風鈴は風がないと鳴らないけれど、強すぎる風もまた困りもの。
「ほどよい風」が一番ということでしょうか(笑)。
そんなことを思いながら、今回の風鈴の音を改めて聞き返してみたくなりました。
温かいコメントをありがとうございました。
福岡にもある「櫛田神社」いつの日か富山の「櫛田神社」にも訪れたいものです(;^_^A
風鈴の音って日本人に何かを伝えるものあります。
そんな音が聞こえて来ますね
NOBさん、こんばんは。
福岡の櫛田神社と同じ名前の神社が富山にもあるというのは、面白いご縁ですよね。いつか富山の櫛田神社にも足を運んでいただけたら嬉しいです。
風鈴の音って、不思議ですよね。音そのものは小さいのに、聞いた瞬間に暑い夏の風景や、軒先を通り抜ける風まで思い浮かぶようなところがあります。
日本人は昔から、目に見えない「涼」を音に感じてきたのかもしれませんね。
写真から風鈴の音まで感じ取っていただけたなら、撮った側としても嬉しい限りです。
いつもありがとうございます。
こんにちは。
風鈴のトンネルの写真、一点に収束させて撮られているところがとても素敵だなと思いました。
MIZUさんの風鈴の見方、いろいろなことに当てはまるなと思いました。
サイカズさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
風鈴がずっと奥へ連なっているので、今回はその先の一点に視線が集まるように撮ってみました。たくさんの風鈴が並ぶと、それだけで圧倒されますが、構図を変えるとまた違った表情が見えてきますね。
「風鈴の見方がいろいろなことに当てはまる」と感じていただけたのも嬉しいです。
私自身、写真を撮っていると、同じものでも少し立ち位置を変えたり、見方を変えたりするだけで、思いがけない景色に出会えることがあります。
写真に限らず、日常でもそんなふうに少し視点を変えてみると、今まで気づかなかったものが見えてくるのかもしれませんね。
素敵なコメントをありがとうございました。