再び歩ける春の道|松川べり、桜のトンネルに戻ってきた時間

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桜の下に続く、やわらかな道

能登半島地震災害復旧工事を終えた松川べり

同じ日の松川べりでも、見える春はひとつではなかった。

枝いっぱいに咲く桜の下、
道はやわらかく、静かに続いている。

何も変わっていないようで、
ここには確かに、過ぎた時間がある。

揺れのあとに残されたもの。
そして、少しずつ取り戻してきた日常。

そのすべてを包み込むように、桜は咲いていた。

見上げれば、空は相変わらず白いまま。
けれど、その下を歩くことができる今、
春はもう、遠いものではない。

川に広がる春、映り込む春、そして歩くことで感じる春。

ただ歩くだけでいい。
この道を進むことそのものが、
今年の春を確かにしてくれる。

それぞれの場所で、それぞれのかたちの春が、静かに息づいている。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • いつもありがとうございます。

    美しく咲いていますね。
    そうそう、金沢勤務時代も、満開はこの頃でした。
    外資系だったので、4月20日が半期決算という変則会計で、落ち着いて桜を楽しんだという記憶がありません(笑)。

    • さえき奎さん、こちらこそいつもありがとうございます。
      桜、今年も美しく咲いてくれました。
      金沢にいらした頃も、ちょうどこの時期が満開だったのですね。
      4月20日が半期決算とは、なかなか桜を楽しむ余裕がなかったですね。
      また機会があれば、ゆっくり春を味わえる時間があるといいですね。

  • おはようございます。

    『道を進むことそのものが、今年の春を確かにしてくれる』という言葉に、
    目が留まりました。松川の桜は、単に美しいだけでなく、この場所で過ご
    した時間や、取り戻してきた日常を優しく包み込んでくれているようですね。
    素敵な景色と、心に響く言葉をありがとうございます。
    応援ポチ!

    • hassel24さん、おはようございます。コメントありがとうございます。
      「道を進むことそのものが、今年の春を確かにしてくれる」という言葉に目を留めていただき、とても嬉しいです。
      松川の桜は、ただ美しいだけでなく、その場で過ごす時間や、日常の積み重ねをやさしく包み込んでくれるような存在に感じました。
      その想いを受け取っていただけたこと、本当に励みになります。
      素敵なお言葉と応援ポチ、ありがとうございます!

  • それぞれの場所で、それぞれのかたちの春が、静かに息づいている…

    いい言葉ですね。深く同感です。
    春といってもその感じ方、受け止め方は人によって千差万別。
    100人いれば100通りの春があるはずですね。

    応援ぽち

    • 「それぞれの場所で、それぞれのかたちの春がある」という言葉に共感していただけて、とても嬉しいです。
      本当におっしゃる通りで、同じ春でも感じ方や受け止め方は人それぞれで、その数だけ春の姿があるのだと思います。
      そんな多様な春を、それぞれの視点で楽しめるのも写真の魅力ですね。
      応援ぽちもありがとうございます!

  • こんばんは。
    松川べりの桜の咲く道、柔らかな感じで、とても素敵だなと思いました。
    ここも地震の被害を受けたところなのですね。それを知ると、この風景の見方も変わってきますね。

    • サイカズさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
      松川べりの桜のやわらかな雰囲気を感じていただけて嬉しいです。
      穏やかな風景ですが、過去に地震の被害を受けた場所でもあり、そうした背景を知るとまた違った見え方になりますよね。
      だからこそ、こうして戻ってきた日常や春の風景が、より大切に感じられるのかもしれません。

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