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曇天に帆をひらく|海王丸モノクローム散歩
蒸し暑い曇天の日、ふと思い立って訪れた海王丸パーク。偶然にも総帆展帆の日ではあったが、空へ広がるはずの白帆はすべて揃わず、どこか静かな表情を見せていた。立山連峰も姿を隠した灰色の港で、色彩を捨て、モノクロームで切り取ってみる。光と影、帆とロープ、静かな海面。その日だけの空気を写した、初夏の港の小さな記録。 -
旅の余韻をすすりながら|軽井沢「ささくら」で過ごした静かな昼時間
群馬旅もいよいよ終盤。翌日は富山へ帰る予定のなか、前夜に見た「バナナマンのせっかくグルメ」で紹介されていた軽井沢の蕎麦店「ささくら」がふと頭に浮かんだ。「せっかくだし寄ってみようか」ーー妻との何気ない会話から始まった寄り道。そこで出会ったのは、信州蕎麦の美味しさだけではなく、旅の終わりにぴったりな穏やかな時間でした。 -
妙義の石段、その先へ|山と祈りを辿る参道風景
妙義神社の魅力は、豪華な社殿だけではありません。 参道から見上げる妙義山の迫力、静かに佇む巨大な青銅灯籠、そしてどこまでも続く石段。歩みを進めるたび、自然と祈りが重なり合う風景が広がっていました。第2シリーズでは、“歩くことで感じた妙義神社”をテーマに、その静かな空気を綴ります。 -
蒼天の妙義へ|新緑に抱かれた妙義神社、祈りの石段をゆく
群馬の旅の途中で訪れた妙義神社。青空の下にそびえる妙義山、新緑に包まれた長い石段、そして豪華絢爛な社殿――。自然と信仰が溶け合う神域には、静けさの中にも力強い空気が流れていました。歩みを進めるたび、少しずつ心が澄んでいくような、そんな妙義の時間を写真とともに綴ります。 -
伊香保スナップ集|路地と光に残る旅の余韻
旅の終わりに残るのは、有名な景色だけではない。ふと足を止めた路地、何気なく見上げた建物、光に包まれた一瞬ーーそうした断片の積み重ねが、その土地の記憶を形づくっていく。伊香保温泉で出会った何気ない風景を切り取りながら、旅の余韻を静かにたどるスナップ集。 -
石段グルメ|玉こんにゃくでひと休み、伊香保のやさしい味
石段を歩く途中で出会う、伊香保ならではの素朴な味。湯気の立ちのぼる玉こんにゃくは、派手さはないものの、どこか懐かしく心に残る一品だった。店先の温かな雰囲気、手に伝わるぬくもり、そして食後に見下ろす石段と山の景色。伊香保温泉の魅力は、こうした何気ないひとときの中にも確かに息づいている。 -
河鹿橋の新緑|赤い橋に包まれる静かな時間
石段街の賑わいから少し離れた先にある河鹿橋。新緑に囲まれたその場所には、これまでとはまったく異なる時間が流れていた。鮮やかな朱色の橋と深い緑のコントラスト、静けさの中に響く自然の気配。人の気配が遠のいた先で出会うこの風景は、伊香保という土地が持つもうひとつの魅力を静かに語りかけてくる。 -
伊香保神社へ|石段の先にある静寂と祈り
石段の終点に佇む伊香保神社。登り続けた先に現れるその場所は、観光地の賑わいとは異なる、静けさに満ちた空間だった。鳥居をくぐることで切り替わる空気、本殿の前に流れる穏やかな時間、そして手に残る御朱印という記録。石段を登るという行為の先にある“祈り”の時間を、ゆっくりと味わうひととき。 -
伊香保温泉 石段を登る旅② ― 歴史と詩が刻まれた道
石段を登り進めるにつれ、伊香保温泉の奥行きはより深くなっていく。温泉街の成り立ちを伝える記念碑、そして与謝野晶子の詩が刻まれた石段。視線を上げれば、湯の花まんじゅうの看板や空へと抜ける青が現れ、歩みの中に小さな発見が積み重なっていく。ただ登るだけではない、文化と時間に触れる散策の記録。
