落ち葉の音を踏みしめて

足元で、葉がかすかに鳴る。
乾いた音、湿った音、踏むごとに異なる小さな響き。
その一つひとつに耳を澄ませながら歩くと、
自分の中に溜まっていた余分な速度が、少しずつ削がれていく。
急がなくていい。
立ち止まってもいい。
振り返っても、同じ景色は二度とない。
落ち葉は、すでに役目を終えた存在だ。
けれど、その終わりは、道をやわらかくし、歩く人の足音を包み込む。
終わりは常に、次の何かをそっと支えている。
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富山市の紅葉名所「長慶寺・五百羅漢」を訪れ、静かに色づく秋の景色を写真とことばで綴るフォトエッセイ。円山庵の門にかかる深紅の枝、石仏が並ぶ参道に舞い落ちる葉、羅漢像の背中に積もる赤い絨毯。長慶寺の高台からは、富山市街と雪化粧した立山連峰を望む絶景も。越景写旅の筆者MIZUが、移り住んで34年になる越中の季節の息づかいを写し、そっと心に寄り添う風景として紹介します。


コメント
コメント一覧 (5件)
こんにちは
風情ある一枚ですね
落ち葉を踏みしめながら祈りの場所を豊かな気気持ちを持ちながら
歩いてみたいです
べり~*さん、こんばんは。いつもありがとうございます。
カメラがメンテナンス中で、撮影できないので蔵出しで対応させていただいております。
季節が逆戻りしています。この撮影した日は気落ちよい青空で、落ち葉を踏みしめながら気持ちよく歩きました^^
こんばんは。
富山の長慶寺さんについて調べてみました。歴史ある素晴らしい寺院のようですね。
灯篭と落ち葉の風景がとても魅力的に感じます。きっと桜の時期も綺麗なのでしょうね。
おはようございます。
錦に染まる秋の参道。五百羅漢の静かなまなざしに包まれて、心が洗われるようです。
奥行きのある構図が、この道を歩いているかのような臨場感を感じます。
石灯籠の風合いが、長い年月を物語っていて趣深いワンショットだなと思いました。
羅漢は悟りを開いた
最も高い境地に達した人ですね。
そこまでは到底無理ですが
少しでも煩悩は捨てていきたいものです^^
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