映り込む春をすくい取る|松川べり、ガラスに咲いたもうひとつの桜

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花の隙間から覗く、反射の風景

ソメイヨシノの隙間から覗くガラスの壁に、もうひとつの桜が静かに映り込む
ソメイヨシノの隙間から覗くガラスの壁に、もうひとつの桜が静かに映り込む

満開の桜を見上げていたはずなのに、
ふと視線の先に、もうひとつの春が現れる。

それは、手を伸ばしても触れられない場所。
けれど確かに、そこにも桜は咲いていた。

ガラスに映る景色は、現実をなぞるだけのものかもしれない。
それでもこの瞬間だけは、もうひとつの世界のように見える。

花の隙間から切り取られた、わずかな光景。
重なり合う春は、どこまでが本当で、どこからが映り込みなのか。

境界はあいまいなまま、
ただ静かに、ふたつの春がそこにあった。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • こういう被写体を見つけるのも
    カメラマンの能力でしょうね。

    私だったら絶対に
    見落として素通りしていると思いますわ。

    応援ぽち

    • よっちんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      そんなふうに言っていただけて、とても嬉しいです。
      ふと足を止めた瞬間に出会える景色も、カメラの楽しさのひとつですね。

      応援ぽちもありがとうございます!

  • こんばんは
    満開の桜を直接見上げるだけでなく、ガラスの中に
    もうひとつの世界を見出す視点が素晴らしいですね。
    手前の桜のボケ具合が、映り込みの美しさをより
    際立たせていて、まさに『境界があいまいになる』
    感覚を体感できました。
    素敵な作品を見せていただき、ありがとうございます。

    応援ポチ!

    • hassel24さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      ガラスの映り込みの中にもうひとつの世界を感じていただけて、とても嬉しいです。
      実際の景色と反射の境界があいまいになる瞬間は、どこか不思議で惹かれるものがありますね。
      手前の桜のボケについても見ていただきありがとうございます。
      あのやわらかさが、映り込みの世界をより引き立ててくれたように感じています。
      その空気感を共有できたこと、本当に嬉しく思います。
      応援ポチもありがとうございます!

  • ふと足を止めた瞬間に出会える景色…

    そうなんですよ。だから写真を撮っている時は
    「歩く」を基本にしたいんですよねぇ。

    歩くからこそ見える風景、
    歩くからこそ感じる人との出会い、
    これが写真だけじゃなくって
    旅の醍醐味だと思っています。

    応援ぽち

    • よっちんさん、こんばんは。いつも有難うございます。
      おっしゃるとおりだと思います。歩くことでたくさんの気づきがあるんですよね。
      スマホで撮影している人に声をかけて、撮って差し上げたり、子供さんやペットのワンちゃんと触れ合って楽しめたり。
      歩いているからこそ、みんなでその時間を楽しめて共有できる、そんな気がいたします^^

  • こんばんは。
    ガラスに映り込んだ桜の景色が、本物の景色かそれ以上に綺麗に見えて、とても面白い写真だなと思いました。

    • サイカズさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
      もう一つの春を楽しんでいただけましたか?!桜も色んな角度で見てみると楽しめますね^^

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